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技術書籍の紹介と日々のこと

既刊「積層造形-3Dプリンタの技術動向-」の案内

いつもご愛顧いただき、ありがとうございます。

(株)東レリサーチセンター 技術情報事業部 出版Gより技術書籍のご案内をさせていただきます。

 

先日、私Yは、京都国立近代美術館で開催されていた「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」に行ってきました。

いわゆる茶道はたしなんでいない私Yですが、和洋に限らず、陶器はかなり好きなので、ちょっと興味があったのです。

展示は、楽家初代 長次郎 から 当代15代の吉左衛門までの茶碗が並び、壮観でした。また、不思議なことに、「この茶碗は、いったい今いくらくらいするのだろう」とは、最後まで考えもしませんでした。

これって、「そんなダサイこと、お茶の席では考えるなよ」という千利休の思念が、今でも、各茶碗に満ち満ちているからなのかも??

美術展の入り口には、写真撮影スポットがありました。

そこには、初代が製作した茶碗のレプリカも置いてあり、茶室の写真パネルを背景に、茶碗を持って記念撮影ができるようになっています。

ふと思いました。このレプリカの作製、さすがに国宝をそのまま型取りするわけはなく、きっと”あの技術”をどこかで使っているのではないかと…。

 

というわけで、”あの技術”についての書籍のご紹介です。

 

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■積層造形-3Dプリンタの技術動向-■

 

A4判300ページ 税込価格 73,440円

2014年11月発行

 

3Dプリンタに代表される積層造形技術における課題と開発動向について、主に造形方法、使用材料、応用展開の視点から、まとめました。

第1章では3D プリンタとその要素技術である積層造形技術について概説、第2章では光積層造形、3章では溶融・焼結積層造形について取り上げました。第4章では、ソフトウエア、材料供給方式、金属材料の改質、および接着・加工・コーティング、第5章では、応用分野として、バイオ・医療分野に焦点を当て、その開発動向をまとめました。第6章では、積層造形に関する技術課題と開発動向の俯瞰、第7章では、本調査により得られた主要技術課題と開発方向をまとめています。

 

詳細な目次は、こちらをご覧下さい!

 

http://www.trcbook.com/zairyo/3d.html

 

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そのほか、様々な技術書籍を制作・販売しております。

 

ご興味のある方は、東レリサーチセンターの書籍出版のサイトをご覧下さい。

→   http://www.trcbook.com/

 

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■先端分野における研磨加工■

 

A4判 426ページ 税込価格 73,440円

2009年11月発行

 

http://www.trcbook.com/electro/kenma.html

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■自己修復性材料■

-工業材料の高機能化-

 

A4判 254ページ 税込価格 77,760円

2016年9月発行

 

http://testwww.trcbook.com/zairyo/jikoshu.html

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■炭素材料の最新動向■

A4判 428ページ 税込価格 73,440円

2014年6月発行

 

http://www.trcbook.com/zairyo/tanso.html

 

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終わりの一言

 

私Yは、茶道に限らず、華道も書道も武道もたしなみません。

(葡萄なら、発酵したものを少々たしなみます)。

それでも 楽しい美術展でした。

2月半ばで京都での展示が終わると、次は東京で開催するそうです。

ご興味をもたれた方は是非。音声ガイドもよかったです。

 

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