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技術書籍の紹介と日々のこと

摩擦撹拌接合技術に注目した新刊のご案内 

(株)東レリサーチセンター 技術情報事業部 出版Gより技術書籍のご案内をさせていただきます。

 

 インフルエンザが猛威をふるっています。・・・と書き出した先週火曜日のメルマガですが、その後見事に私Yは、A型を発症してしまいました。大人の39℃は久しぶりでした。

 楽しみにしていた吉田神社の節分祭は、今年も見送り。残念です、悔しいです、来年こそリベンジしたいです。なーんて、それこそ、来年の事を言えば鬼に笑われそうですが、皆様も、インフル防衛対策を強化の上、お過ごし下さい。

 さて、ウイルスの世界を眺めると、ヒト以外にも、多くの動物(ブタ、トリ、クジラなど)がA型インフルエンザウイルスの宿主になっています。

 他の動物が宿主のウイルスは、通常、「種の壁」を超えて人間が感染したり、人間と人間の間で感染をくり返すこともありません。

 しかし、その「壁」を越えられてしまったとき、初めて感染したウイルスには、生物種として、免疫力をもっていないので、抵抗ができません。故に、(新型インフルエンザはもちろんのこと)、ヒトにとっても(もちろん動物にとっても)「新しい」ウイルス病は、とても怖い、というわけです。

 ウイルスが「種の壁」を越えるのは、簡単なことではありませんが、一方、材料の世界では、「種の壁」を越えて、材質の異なる材料同士を直接接合する技術が、近年進展しております。

 現在、アークやレーザを用いた溶接やロウ付け、摩擦撹拌接合、超音波接合等を中心として研究開発が進んでいますが、中でも摩擦撹拌接合技術は、継手強度が高く、熱ひずみや残留応力が低い等の点で有効な接合法として注目されています。

 (株)東レリサーチセンターでは、様々な異種材料の組み合わせによる摩擦撹拌接合技術の文献を収集し、その技術動向を俯瞰した書籍を2月8日に発刊いたします。

 

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「異種材料接合技術の最新動向 -摩擦撹拌接合技術-」

 

□A4判108ページ

□本体33,000円+消費税

□2018年2月発刊

 

https://www.trcbook.com/zairyo/ishuzairyo2018.html

 

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 ■異種材料接着接合技術 2014年版■

 

□A4判 563ページ

□本体68,000円+消費税

□2014年3月発行

 

 こちらの書籍では、摩擦撹拌接合(FSW:Friction Stir Welding)だけでなく、幅広い異種材料接着接合技術を網羅した構成となっています。

全体で、500ページを超える大作です。

 

http://www.trcbook.com/zairyo/ishuzairyo2014.html

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 そのほか、様々な技術書籍を制作・販売しております。

ご興味のある方は、東レリサーチセンターの書籍出版のサイトをご覧下さい。

→   http://www.trcbook.com/

 

 

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