既刊「マイクロ流路」のご案内　(株）東レリサーチセンター

(株)東レリサーチセンター　技術情報事業部　出版Ｇより技術書籍のご案内をさせていただきます。

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　 ◆お知らせ◆

　　東レリサーチセンターは、おかげさまで創立40周年を迎える事ができました。

　これまでのご愛顧ありがとうございます。

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　奈良の明日香村に酒船石(さかふねいし)という、長さ約5.5メートル、幅（南北）約2.3メートル、厚さ約1メートルの平たい石造物があります。

　石の上面に、いくつかのくぼみとそれを結ぶ溝が刻まれていて、庭園の施設とか、酒か薬などを造るための道具とか、果ては宇宙船の設計図とか航海図ではないかという諸説があります。

　かの手塚漫画の一つ「三つ目がとおる」では、「人を奴隷化するための麻薬を作る道具」というストーリーが展開されていました。

　平成12年（2000年）には、酒船石周辺の石造物が発掘され、まとめて酒船石遺跡と呼ばれることになったそうですが、酒船石と周りの石造物には関係がないのでは、という意見もあり、謎はさらにロマンを生んでいます。

　20年ほど前、私Y2もサイクリングの途中で実物を見たことがありますが、薬を造るための流路であるような気がしました。（麻薬ではないにしても！）

　さて、現代では、こんな大きな石ではなく、小さなプレートやチップの上で、マイクロポンプ、マイクロバルブ、マイクロミキサーを利用して、物質を混合・反応・分離・濃縮・乳化するマイクロ流路の技術が発展しています。

　東レリサーチセンターでは、このマイクロ流路に注目したユニークな書籍を発行していいます。

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■マイクロ流路■

－ものづくりと分析技術－

　　　　　　　　　　　　　　　A4判 466ページ税込価格 73,440円

　　　　　　　　　　　　　　　2014年5月発行

　マイクロ流路プロセスを集積したマイクロリアクタは多くの利点を有しています。技術開発時においては、サンプルや試薬が少量で済むこと、流路の壁面に触媒や酵素を固定化することなどにより実験コストを大幅に抑えることができ、量産化時には反応速度の向上や連続流れによる副産物生成の低減、ナンバリングアップによるスケールアップなど優れた特徴を有しています。

http://www.trcbook.com/zairyo/ryuro.html

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　そのほか、様々な技術書籍を制作・販売しております。

ご興味のある方は、東レリサーチセンターの書籍出版のサイトをご覧下さい。

→ http://www.trcbook.com/

また、書籍の記事を「The TRC News」で掲載しております。

（最新の記事No.は　201804-02　です。）

http://www.toray-research.co.jp/technical-info/trcnews/201804.html

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■ハイドロゲル■

　　　　　　　　　　　　　　　 A4判322ページ税込価格 73,440円

　　　　　　　　　　　　　　　 2014年10月発行