既刊「自己修復性材料」のご案内

(株)東レリサーチセンター　技術情報事業部　出版Ｇより技術書籍のご案内をさせていただきます。

　ナナカマドや草紅葉の赤色を求め、私Y2は先日、白山の室堂まで行って参りました。

　３年ほど前、白山を登った時に、あまりの艶やかさに感動し再びあの光景をと期待していたのですが、今回は少し色合いが違いました。今年は、黄色やベージュが多い配色でした。これはこれで美しく、今年の色合いを楽しんでみました。

自然の中では、いろんな植物が温度や風、雨の具合で植生を変化させ、それが絶妙なコントラストを作っています。全体が美しいかどうかなんて、それぞれの植物には関係なく、それを感じるのは、私達人間の勝手な思いです。

　地表には、確実に剥げているような所や雑多に茂っている所があり、剥げた所には、徐々に他の何かが生えてくるでしょう。

　このように復元されていく機能は、山全体から言えば、ひとつの“自己修復性”と言えるかもしれません。

　さて、このように自己修復する機能を“材料”に持たせることにより、工業製品や構造物の安全性・信頼性を向上させるという技術が近年、大きな注目を集めています。

　(株)東レリサーチセンターでは、金属、高分子、コンクリートなど材料の種類毎に分け、自己修復性機能付与技術とその開発例をまとめた技術書籍を発行しています。

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　■自己修復性材料■

　　－工業材料の高機能化－

　　　　　　　　　　　　　　　A4判 254ページ税込価格 77,760円

　　　　　　　　　　　　　　　2016年9月発行

　第1章　自己修復性材料の意義

　第2章　金属材料の自己修復

　第3章　高分子材料の自己修復

　第4章　セラミックス複合材料の自己修復

　第5章　セメント&コンクリートの自己修復

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そのほか、様々な技術書籍を制作・販売しております。

　ご興味のある方は、東レリサーチセンターの書籍出版のサイトをご覧下さい。