(株)東レリサーチセンター 技術情報事業部 出版Ｇより技術書籍のご案内をさせていただきます。
リチウムイオン電池が普及し始めた10年前、私Y2はその威力を知りたくて、（当時は、ニッケル系の方が主流だったのですが）、あえてリチウムイオン電池搭載の電動アシスト自転車を購入しました。容量は26V－5Ahで、充電には約３時間ほどかかります。これまで、２つのバッテリーを交互に丁寧に使ってきた結果、ご近所での買い物程度なら、まだまだ不自由はありません。
ただ、電池の寿命が気になるところもあり、電動アシスト自転車の最新モデルに搭載されている電池を調べてみました。
現在では、電動アシスト自転車のほとんどがリチウムイオン電池を利用しています。
20Ahという大きな容量の電池もありますが、（ゼロから満充電まで6時間もかかるとか）、だいたいは、12～14Ahくらいで、以前と同様に約３時間ほどの充電時間を必要としているようです。
いずれにせよ、以前よりは、同じ時間での充電量も多く、充電可能回数も増えているようです。
いまや、生活になくてはならないリチウムイオン電池ですが、さらに快適で安全に利用するための開発が行われています
リチウムイオン電池は可燃性の有機溶媒を使用しているため、過充電やショートなどによる発熱で電解質が揮発してしまうと、高熱になったり、ショートの際の火花で引火したりする危険性があるという弱点があります。そこで、この電解質をセラミックスにしようという開発が行われています。
今回のY2の自転車の買い替えには間に合いませんが、日々使う、スマホの電池では、実用化されたセラミックスの全固体電池を利用する日も遠からず来るような気配です。
さて、東レリサーチセンターでは、イオン伝導特性を示す固体電解質材料に関する書籍を発刊しています。
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■イオン伝導性固体■
A4判 372ページ 税込価格 73,440円
2012年7月発行
本書は、このような状況にあるイオン伝導性固体について、以下の点に重点を置いてまとめたものです
○酸化物、リチウム、水酸化物等各種イオン伝導体の開発トピックス
○ペロブスカイト型酸化物イオン伝導体
○ナノ複合体：高分子電解質－無機フィラーナノ複合体など
○イオン伝導性酸化物系ガラス：LiTi2P3O12、Na2O-P2O5-SiO2ガラス等
○無機系イオン伝導性材料の製造技術
○高分子固体電解質：炭化水素系、フッ素系
○固体酸化物型燃料電池SOFC、全固体Liイオン二次電池、センサ等への応用
http://www.trcbook.com/zairyo/ionkotai.html
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そのほか、様々な技術書籍を制作・販売しております。
ご興味のある方は、東レリサーチセンターの書籍出版のサイトをご覧下さい。
また、書籍の記事を「The TRC News」で掲載しております。
（最新の記事No.は 201804-02 です。）
http://www.toray-research.co.jp/technical-info/trcnews/201804.html
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■材料の熱変形対策■
－熱膨張と熱伝導の制御－
A4判265ページ 税込価格 99,360円
2017年11月発行
https://www.trcbook.com/zairyo/netsuhenkei.html
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■次世代蓄電システム■
A4判 231ページ 税込価格 77,760円
2015年3月発行
https://www.trcbook.com/kankyo/tikuden.html
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■二次電池用セパレータ■
A4判250ページ 税込価格 73,440円
2013年11月発行
http://www.trcbook.com/electro/densepa.html
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■電池用活物質■
－正負極材料と電極作製－
A4判 276ページ 税込価格 73,440円
2013年2月発行
http://www.trcbook.com/electro/katsubushitsu.html
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東レリサーチセンターが開発した分析前処理ツール
「ピンポイント濃縮プレート」のページを拡充しています！
濃縮動画掲載中★
http://www.toray-research.co.jp/products/pinpoint.html
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