(株)東レリサーチセンター 技術情報事業部 出版Gより技術書籍のご案内をさせていただきます。
「ミクロとマイクロってどう違うの?」と友人に聞かれたので「元は同じだよ!」と言い放ったものの、言葉の微妙な差に対し、少し疑問に思ったY2は、こっそり、スマホで検索確認しました。
英語では「マイクロ」なのに対して、フランス語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語では「ミクロ」と呼びます。また、日本語では以前、一般的なとても小さいものに対して、ミクロと呼んでいたものが、最近ではマイクロになっている....ように思います。
昔、潜水艇を小さくして、血液中に入れて、難しい手術を成功させたSF映画の題名は「ミクロの決死圏」でした。
また、かなり大きいサイズの話になりますが、10年以上前に販売された昔のゲーム機の名前が「ゲームボーイミクロ」でした。 しかし、最近は、何にでも「マイクロ」をつけます。マイクロフリース、マイクロトマト、マイクロUSB....
言葉の流行り廃りを感じた一瞬でした。
ということで、今回は、マイクロサイズの材料の作製や加工に関する書籍のご紹介をさせていただきます。
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■マイクロカプセル■
A4判428ページ 税込価格 73,440円
2013年9月発行
http://www.trcbook.com/zairyo/microcapsule.html
マイクロカプセルは、コア(核)である芯物質を外部環境へ放出する場所・速度をそれを取り囲むシェル(殻)である壁材料の特性、厚さ、サイズなどによって制御できます。医薬、医療、食品、農業におけるドラッグデリバリーシステム(DDS)、電子ペーパーにおける電気泳動表示、コーティングや接着剤における自己修復や、環境エネルギーにおける蓄熱・蓄冷など、あらゆる分野においてマイクロカプセルの利用が積極的に取り入れられ、研究検討が行われています。
本書は、マイクロカプセルの創製やその製造装置、および利用技術の応用展開について、公開特許を中心にまとめたものです。
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■マイクロ流路■
-ものづくりと分析技術-
A4判 466ページ 税込価格 73,440円
2014年5月発行
http://www.trcbook.com/zairyo/ryuro.html
マイクロ流路プロセス技術には、混合・反応・分離・濃縮・乳化などがあり化学、医療、食品、化成品など多様な分野での利用が期待されています。
マイクロ流路プロセスを集積したマイクロリアクタは多くの利点を有しています。技術開発時においては、サンプルや試薬が少量で済むこと、流路の壁面に触媒や酵素を固定化することなどにより実験コストを大幅に抑えることができ、量産化時には反応速度の向上や連続流れによる副産物生成の低減ナンバリングアップによるスケールアップなど優れた特徴を有しています。
本書は、このようなマイクロ流路に関して、以下の項目についてまとめたものです。
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■スーパーエンプラ微粒子の新展開■
-材料の高性能化と新規素材開発-
I 素材製造編
A4判 141ページ 税込価格 49,680円
2017年6月発行
https://www.trcbook.com/zairyo/superenpla1.html
II 素材応用編
A4判 441ページ 税込価格 99,360円
2017年8月発行
http://www.trcbook.com/zairyo/superenpla2.html
I 素材製造編 と II 素材応用編の両方をご購入いただいた方には、下記のようなセット割引をさせていただきますとともに、書籍本編の電子データもCDにてご提供いたします。
◆第 I 編 ・ 第 II 編 2巻セット 税込価格 129,600円 +CD付
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